日本自転車競技連盟は20日、東京都内で開いた評議員会で理事を改選し、かつての会長で東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務めた橋本聖子参院議員(58)の就任を承認した。元F1ドライバーの片山右京氏(60)も理事に選び、ともに復帰となる。

 松村正之会長、三宮恵利子副会長や中野浩一常務理事は理事を退任する。新たな人事は後日、理事会で決める。

 橋本氏は2019年に五輪相となったことを受け、同連盟会長を退任した。選手としては自転車で夏に3度、スピードスケートで冬4度の五輪に出場。1992年アルベールビル冬季五輪のスピードスケート1500メートルでは銅メダルを獲得した。